レンタルサーバー「エックスサーバー」で無料独自SSLの自動更新に失敗・未完了の場合にすることについて書いています。
SSLの自動更新が失敗(未完了)
先日エックスサーバーからこんなメールが届いた。
サーバーID「***」で利用中の下記SSLサーバー証明書に関し、当サポートで有効期限の延長をするための更新作業を行いましたが正常に完了することができませんでした。
文面通りSSLの自動更新ができなかったらしい。文章の続きには有効期限の25日前および20日前に再度自動更新が行われると書かれている。最初は再度更新されるなら放置しようかなと思ったがそういう時に限って連続で失敗して証明が切れる。
一昔前ならともかく今だとSSL(=https)化の有効期限が切れるとSEOの評価が落ちるということなのでブログで収益を得ようとしていると痛手になる。取り返しのつかないことになる前に手動でSSLの更新をすることにした。
手動でSSLの更新をする
まずはエックスサーバーのサイトにアクセスし、サーバーパネルにログインする。インフォパネルからでは更新できないので注意。
サーバーパネルにログインしたら「ドメイン」→「SSL設定」を選択する。
ドメイン選択画面になるのでSSLの更新をしたいドメインを選択する。
SSL用アドレスの枠内にある「更新」をクリックする。
クリックすると更新が始まり、数分ほど待つと更新が完了する。
手動でも更新に失敗する場合
手動で更新する際更新中に更新エラーになる原因と対処法が表示される。もしここでも更新に失敗するのであればそれらを疑ってみることになる。
エラーの原因になりえるのは以下の5つ。
- 該当ドメインが存在しない、もしくは有効期限切れなどによりドメインが有効でない
- DNS参照先サーバーが当サーバーでない
- 「サイト転送」を設定している
- 「アクセス制限」を設定している
- SSLサーバー証明書の発行元によるメンテナンスの作業中である
対処法はこちら。
- 該当ドメインのネームサーバーをXserverのネームサーバーにする
- 該当ドメインのDNSレコードの情報を当サーバーを参照するようにする
- サイト転送の設定を一時的に外す
- アクセス制限の設定を一時的に外す
後は当然ではあるがネットに繋がる環境でやること。
コメント