2020年52号から連載が始まった「SAKAMOTO DAYS」という漫画がすっごく面白くてハマってる。今のジャンプで一番波に乗ってると思う。
どんな漫画?
SAKAMOTO DAYSはざっくり言うと、元・伝説の殺し屋坂本太郎が襲い来る危険から家族と日常を守る、ソリッドコメディアクション漫画。
YouTubeにてジャンプ公式で第1話がボイスコミック化されている。
彼は元殺し屋の現自営店の店長であり、某高校のバスケ部顧問ではない。決して。
最初(1巻)はどことなく銀魂みたいな雰囲気があるが、その後は宣伝文句通りソリッドアクションが中心に。かつて所属していた「ORDER」と言われる組織、そして×(スラー)と言われる勢力と邂逅し、激しい戦いが繰り広げられている。
ジャンプ本誌では死刑囚編に入ってから人気が急上昇。死刑囚を倒すべく派遣されたORDERの大佛と南雲が人気の火付け役となった。
この漫画の魅力
この漫画の面白いところと言えば何を言おうともアクションのかっこよさ。
7話からのかっこいいハードなアクションがメインになってからが本番。人によっては厨二病をくすぐられるアクションが満載。またロケーションを生かした、躍動感溢れるアクションも実にかっこいい。遊園地だったり電車だったり東京タワーだったりを駆け巡る。
もう一つこの漫画の大きな特徴として、一般市民の危機感が薄いというか肝が据わってて横で戦闘が始まっても妙に冷静なところがあり、思わず笑ってしまうポイント。シュールというか、シリアスな笑いというか…。
YouTubeで公式でいくつかボイコミ動画が上がっているのだが、それらについたコメントで一番いいねされてるのが「次のジャンプの看板候補」とか「声優がぴったしすぎる」とかではなく「一般人の危機感の無さが好き」だったりするあたり外せないポイントの一つと言えよう。
ちなみにこの点は7巻に収録される56話を読めば案外納得できるかもしれない(?)。
その他
作者の鈴木祐斗氏は以前読切で世にも奇妙な物語で放送された「コインランドリー」という話の元になった「ロッカールーム」を描いている。こちらもボイコミとしてあがっている。
他にも「骸区」という読切もある。ちなみにこの作品出てくるジジイはSAKAMOTO DAYSにも篁(たかむら)として出てきている。この読切はまだ大人しい方。
それにしてもこの作者はじいさんばあさんを描くのが好きなのかな?どれも魅力あるよね。坂本太郎とランドセル奪い合ったばあさんとか。
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