Nキーロールオーバー対応のキーボード(主にゲーミング)をまとめてみたページ。商品などの情報は2023年3月29日時点のものとなります。
Nキーロールオーバーとは
Nキーロールオーバーとは同時に押したキーを何個認識できるかというもの。「6キーロールオーバー」なら6つまでならどのキーを押しても認識する。一般のキーボードだと3キーがほとんど。
メールやツイッター、Wordでの文章作成とは違いゲームでは同時押しをすることが多いため一般のキーボードでは対応できない場面によく遭遇する(斜め移動しながら攻撃するとかメニューを開くとか)。そんなわけでキーボードでゲームをする時はこのNキーロールオーバーという機能が重要になってくる。
ちなみにUSB接続だと構造上の関係で6キーまでしか同時に認識できないのだが、近年では独自にその制約を超えて7つ以上のキーを認識できるようにしたキーボードも出てきている。
以下では主にNキーロールオーバー対応のゲーミングキーボードを取り上げているが
- ゲーム向けの場合誤入力を防ぐ「アンチゴースト」
- 複数のキー入力をキー1つで入力できる「マクロ機能」
といった機能も重要になるのでそれらを含めで選定している。
※ワイヤレスのNキーロールオーバーのキーボードもありますが安定性のことを考えてここでは有線接続のみ取り扱います。
USB接続のNキーロールオーバーキーボード
Corsair K70 RGB MK.2 CH-9109012-JP
Nキーロールオーバー | 〇 |
アンチゴースト | 〇 |
マクロ機能 | 〇 |
スイッチ | メカニカル(上の商品は茶軸) |
キー配列 | 日本語配列(上の商品はテンキーレス) |
その他 | バックライト・リストレスト付き |
全キー同時押し対応、アンチゴースト機能有、マクロ機能有、メカニカルキーボードで耐久性にも優れバックライトにリストレスト付きと至れり尽くせりなゲーミングキーボードといった商品。
Razer BlackWidow V3 Tenkeyless JP RZ03-03491900-R3J1
Nキーロールオーバー | 〇 |
アンチゴースト | 〇 |
マクロ機能 | 〇 |
スイッチ | メカニカル(上の商品は黄軸) |
キー配列 | 日本語配列(上の商品はテンキーレス) |
その他 | バックライト付き |
こちらもゲーミングキーボードに必要な機能を備え、耐久性にも優れるキーボード。スイッチについてメカニカルの「緑軸」「黄軸」という独自のスイッチを使用している(緑が青軸、黄が茶~赤軸に近い)。印字が消えにくいのも特徴。
HyperX Alloy Origins Core HX-KB7RDX-JP
Nキーロールオーバー | 〇 |
アンチゴースト | 〇 |
マクロ機能 | × |
スイッチ | メカニカル(上の商品は赤軸) |
キー配列 | 日本語配列(上の商品はテンキーレス) |
その他 | バックライト付き |
お値段が約1.1万円(Amazonの方)と上の2つと比べて安い価格のゲーミングキーボード。その分マクロ機能はついてないが普通に遊ぶ分には十分(そもそもマクロ機能を使う事を禁止しているゲームもある)。
RAZER Cynosa Lite RZ03-02741200-R3J1
Nキーロールオーバー | 〇(10キーまで) |
アンチゴースト | 〇 |
マクロ機能 | 〇 |
スイッチ | メンブレン |
キー配列 | 日本語配列 |
その他 | バックライト付き |
引き続きRAZER社からのゲーミングキーボード。こちらもゲーミングキーボードに必要な機能を備えていながらお値段6000円前後という驚異の安さ。ともかく出費を抑えたい、入門用に欲しいという人はこれがいいかもしれない。
安い理由は普通のキーボードに使われるメンブレン式を採用しているからだと思われる。その分耐久性は劣る(それでも普通のメンブレンキーボードよりは高い)がそれでも十分な性能だろう。
PS/2接続でNキーロールオーバーキーボード
上でUSB接続だと構造上の関係で6つのキーまでしか認識できないと書いたが、PS/2接続だとその制約がなく7つ以上のキーを認識できるようになる(もちろんNキーロールオーバーのキーボードで)。
以前はPS/2接続で7キー以上認識できるキーボードがけっこうあったので別記事にて強く推していたのだが、時代の流れからかめっきり数が減ってしまった。生き残ってるのは下のやつ。
Nキーロールオーバー | 〇(USB接続では6まで) |
アンチゴースト | × |
マクロ機能 | × |
スイッチ | メカニカル |
キー配列 | 日本語配列 |
その他 | なし |
Nキーロールオーバーであるがアンチゴースト機能といったものは搭載されていない。PS/2接続で使うならUSBポートが1つ空くというメリットはあるが、今のご時世には合ってないかもしれない。
コメント