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身近な所に急坂・激狭旧道ありの腐道。その道は京都府道40号

ここ最近息抜きに車載動画を見ることが多いのだが、たまたまオススメ動画に上がった酷道157号線を見てからそっち方面の車載動画を見ている。秘境を旅しているような気分になれるのがいい。ブログ主はバイクも車の免許も持ってないので実際に酷道・険道・腐道に行くことはできないが──────

しかし意外にも自転車で行ける身近な所に腐道があった。記事ネタを求めるついでにさっそく行ってみた。

酷道・険道・腐道とは

主要道路だというのに道が狭い・すれ違い用の待避所が極端に少ない・ガードレールがない・実質廃道で近い将来消えるかもしれない・「落ちたら死ぬ!」などのインパクトの強い警告看板があるなどの酷いクオリティの国道・県道・府道に送られる名称である。

一般人からすればたまったもんじゃないが一部この手の道路を走りに行くマニアも存在する。有名どころは国道418号(とそれに重複している国道157号)、国道425号、国道439号など。

ブログ主が住んでいる京都だと切り返しが必要なV字カーブを擁する国道477号が有名(→百井別れ)。

身近にあった腐道「京都府道40号 下鴨静原大原線」

京都市左京区下鴨本通北大路交差点を起点として大原につながる府道。国道367号から始まり国道367号で終わる道である。ただ国道367号の迂回路としては使うのは正直聞いたことがない。

基本片側1車線のよくある道なのだが一部区間がなかなかに酷く、腐道と言っても差し支えはない。軽自動車同士でもすれ違いに苦労する狭さに加え勾配25%というなかなかに強烈な坂がある。

ここが該当する腐道区間。

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腐道区間を自転車でトレース

腐道区間の始まり。上の画像で奥に行く道が府道40号。右にいくと深泥池方面。対向車線側から撮影しているので府道40号が見えているが、普通に来た場合は本来の府道40号へ行く道が見えにくいうえに案内もないので道なり(右折)に行きがち。いきなりミスルートに誘う罠が待っている。

ちなみに道なりに進むと軽自動車同士でもすれ違いに気を遣う狭さになる。バスなどの大型車も普通に通るため片側交互通行になることもある。

で、府道40号も対抗するかのように道が狭くなる。

ちょっと進むと旧道の分岐点に来る。

右折すると旧道へ。現道はこのまま直進。ちなみにGoogleMapだと一定の尺度までは旧道の方が大きく表示され現道は何も表示されない2019年に仕様?が変わって尺度に関わらす現道の方が表示されるようになりました。

ちなみに旧道は離合不可能な狭さになり、そしてヘアピンが絡み腐道度がアップする。マニアの方は走ってみたくなるだろうが、それ以外の人がうっかりそっちに入ったら地獄。

さて例の坂付近へ。

じわじわと勾配がきつくなり、最後は25%の勾配となる。見た目よりキツイ。スキー場ならちょうどいい傾斜なんだろうけど。

横の家の壁を見れば坂のきつさがわかる。

登り切る手前に勾配25%の標識。もっと手前に置くべきでは?

下り方面の標識は下る前にある。

登り切った所から撮影。自転車で下る気になれない。ブレーキの寿命があっという間に縮みそうだ。

撮影中にロードバイクに乗った人がこの坂を乗ったままで下って行ったが…攻めるなぁ。意外にも交通量が多い(15分ほどこの付近で撮影していたが7~8台ぐらい車が通っていた)ので押していった方が安心だと思うんだけど。

そういえば傾斜のきつい坂だと〇付きのコンクリート舗装になってたりするのが多いけどこの坂はそうはなってない。

登り切った所のすぐ先は一時的にすれ違い困難な狭さになる。ちょうどすれ違いの現場を見たので撮影。腐道区間はここで終わりだが、ミスルートを誘う罠がこの先にまた1つある。


総合地球環境学研究所の案内看板がある交差点。ここは右折が正解。ここも府道40号の標識案内がないのでうっかり直進しがち。

ちなみに昔は直進する道はなく、10年ほど前に直進する道ができたらしい。トレースはここまで。この先の府道40号はセブンイレブンのある交差点に出てそのあとは快適なドライブができる片側1車線。

このあとは宝ヶ池・上高野のコーナンに寄り頼まれた商品を買い帰宅。多分この道は工事か何かで変貌を遂げない限り走らないと思う。あとデジカメの撮影が上手くなりたいね。

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