BlenderでUV展開する際に表示させると便利なUVチェッカー(カラーグリッド)について説明しています。
Ver2.91以降に対応。
UVチェッカーを表示させるメリット
BlenderでUV展開をしたものの展開図と3Dビューの面の対応関係がわからないという場合が多いと思う。そんなときはUVチェッカー(カラーグリッド)を表示させてあげることで対応関係がわかりやすくなる。
こんな感じ。
UVチェッカーは設定で自動で表示できないので自分で設定して表示させる必要がある。以前のバージョン(2.79より前?)だとすぐに表示できた記憶があるのだが…。
ちなみに展開図とUVチェッカーをまとめてエクスポートはできない。
UVチェッカーを表示させる方法
まずUVチェッカーを割り当てる用のマテリアルを新規で作成する。右のメニューから新しいマテリアルスロットを追加する。
追加したマテリアルスロットを選び、新規マテリアルを追加する。
UV展開したいオブジェクトにマテリアルを割り当てる。
シェーダーエディター画面にする。
シェーダーエディター画面になったらまずプリンシプルBSDFの「ベースカラー」横の〇の部分をドラッグして離す。
出てきたリストから「Image Texture → Color」を選択する。
追加した「Image Texture」ノードの「新規」の部分をクリックする。
生成タイプを「カラーグリッド」に変更する。ついでに幅・高さを2048pxに変更する。
追加した「Image Texture」ノードの「ベクトル」横の〇の部分をドラッグして離し、出てきたリストから「Mapping → Vector」を選択する。
追加した「Mapping」ノードの「ベクトル」横の〇の部分をドラッグして離し、出てきたリストから「Texture Coodinate UV」を選択する。
以下のようになっていればOK。
正しく設定されていればUVEditing画面および3Dビュー画面でマテリアルプレビューorレンタリングをした時にオブジェクトにカラーグリッドが表示されている。
アドオン
UVチェッカー用のアドオンとして「Quick UV Checker」というものがある。無料で使えるようだが、値段設定をしてあげないといけないらしい?
外部でUVチェッカー画像を作る
ちなみにネット上でオリジナルのUVチェッカー画像を作れるサイトがある。
Blender内のUVチェッカーにどうしても納得がいかない、自分向けにもっと魔改造したいという場合は便利かも。
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