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【Blender4.0】データを使い回す方法(アペンド・リンク)

Blender

Blenderで作ったデータを他のファイル使い回す、流用する方法について説明しています。

※Ver2.91以降対応。

データを使い回したい

Blenderで3Dモデリングをしていると「以前作ったデータを使い回したい」という場合がある。

例えばゲーム用のモデリングの場合、以前作った衣装やアクセサリーを別のキャラに流用したいとか、同じアニメーションを設定したいとか。こういったものを一から作り直すのは時間がかかってしまうので楽をしたいところ。

そんな時はBlenderの標準機能にある「アペンド」または「リンク」という機能を使うことで他のファイルのデータを使い回すことができる。

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アペンド

アペンドは他の.blendファイルにある様々なデータを読み込んで複製する機能。

上のメニューから「ファイル」→「アペンド」を選択する。

読み込みたい.blendファイルを選択する。

読み込みたいデータを選択する。オブジェクト・マテリアル・ボーン(Armature)など一括で読み込みたい場合は「Object」から任意のオブジェクトを選択する。

ちなみに読み込んだデータは元のデータとは別扱いになるので、元データを編集したらアペンド先のデータも変わる、という事はない。逆もしかり。

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リンク

リンクはこちらも他の.blendファイルにある様々なデータを読み込んでリンク複製する機能。

アペンドとの違いは読み込んだデータは編集できないという点。読み込んだデータを編集したい場合は元の.blendファイルを開いて編集する必要がある(バージョンが2.81以降ならライブラリオーバライドという機能を使えば直接編集可能)。

一見するとただのアペンドの劣化の様に見えるが、利点としてファイルサイズを小さくできることと、データの一元管理ができるというのがある。

アペンドでデータを使い回した場合、元データとは別のものとして扱われるのでもし元データを編集してその結果を反映させたい時はもう一度アペンドする必要がある。しかしリンクで使い回したデータなら元データを編集すれば自動で他に使い回したデータにも反映される。

上のメニューから「ファイル」→「リンク」を選択する。

後はアペンドと同様に読み込みたい.blendファイルを選択し、読み込みたいデータを選択する。

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